豊島区目白を中心とする周辺各所(豊島区・新宿区・文京区ほか)。
ご自宅のリラックスした環境でトップレベルの授業を受けることができます。同じ学習レベルの仲良しのお友達が1人いれば、場所を交互に変えて2人で授業を受けることができます(ペア割あり)。オフィスやご祖父様ご祖母様のお宅でも承ります。
グループ授業ならば近隣の貸教室を手配することもできます(別途費用がかかる場合があります)。
すべての学年に共通する4つの柱
読書やアナウンスのスピードは一般的に1分間で平均何語読めるか(words per minute)により表されます。さまざまな調査結果があり、文章内容によりスピードも変化すると考えられますが、以下の数字がおおよそのイメージです。
実際に音声でこのスピードを体感してみましょう。真に実用的な英語力をつけるためには150 wpm以上のリーディングスピードが必要であるとわかります。
QEDでは特殊な技巧を駆使して、文章を速く読んだり、設問の答を推測したりすることはまったく考えていません。ごくふつうに読み、内容を正確に理解して、リーディングスピード150 wpmに近づくことを目指しています。
受験参考書によれば、大学入試の文法出題ポイントの数はおよそ1,000です。これを試験直前に頭に詰め込もうとしてもうまくいきません。
QEDでは初歩の初歩からつねに文法を意識して学習を進めます。やがて生徒さんの頭の中には、文法的に英語を理解する思考の枠組みが作られます。そして、難しい試験に挑戦するころには、使いなれた本棚から必要な本をとりだすように、自在に文法の知識を活用できるようになるのです。
長いあいだ文法を教えて知った興味深い事実があります。小学校高学年で学習をスタートしたばかりの生徒さんに、主語・動詞・目的語などの文法用語を使っても、じつは何の問題もありません。生徒さんはむしろ面白がって憶えてくれるのです。
ところが、高校から始めた生徒さんでは、英語を文法的に理解することに拒否反応を示すケースが少数ながらあります。雰囲気で内容を推測する習慣が固定してしまっているために、微妙なちがいの理解を要求されると、アンフェアだと感じるようです。
外国語の発音についての臨界期説はよく知られていますが、どうやら文法を学ぶにも、よい時期とわるい時期があるようです。ほんの少し、早めに始めるだけで大きな違いになるのです。
練習でできたことが試合でできない……これと同じことが英作文ではよくあります。生徒さんは文法問題ならまず間違えるはずのないところで間違えてしまうのです。しかも、何度も間違えて、何度も訂正されなければなりません。英作文は簡単にめげない心が必要とされる領域です。
趣味で小説を書きたい人は増えているのに、小説を読みたい人は減っている……これと似たことが、自由英作文の指導で起きています。英語エッセイの型にしたがって作文を書く機会が検定試験や学校の授業で増え、大学での英語論文・レポート作成に直結する技術を学べるのは、たいへん喜ばしいことです。けれども、多くの作文が書きっぱなしや中途半端な状態で放置されているようです。
単なる和文英訳では説得力のある文章をつくることはできません。生徒さんは英語力不足のために話の流れに無理のある作文を書いてしまいます。問題点をしっかり指摘し、適切な修正をアドバイスし、生徒さんのオリジナルな着想を生かして、実際に通用する作文に仕上げてもらうには、ただ模範解答を作成するのに比べて何倍も時間と労力がかかります。
教わる側にも教える側にもストレス・フリーとはいかない英作文に、QEDは真剣に取り組み、生徒さんのアカデミック・ライティングの基礎づくりを目指しています。
スタート段階でつづり字と発音の規則になじむことで、単語を憶えるのがやさしくなり、声に出して勉強するのが楽しくなります。
講師は英語ネイティブスピーカーではありませんが、音声学(phonetics)・音韻論(phonology)・フォニックス(phonics)についてネイティブに劣らない知識をもち、生徒さんの発音が通じる英語(intelligible
pronunciation)の水準を維持できるよう、つねに気を配っています。
音声学・音韻論・フォニックスはいわば声の文法です。英語の音声の正しい使い方のルールを知ることと美しい発音を身につけることの関係は、文法を知ることと人を動かす文章を書くことの関係と同じなのです。
日々の授業の積み重ねの中で考えてきたこと
少子化の帰結として大学入試が様変わりしても、医学部と有力大学に最も優秀な受験生が殺到することに変わりはありません。そのような受験生とそのご家族にとって、大学入試は大きなハードルであり、人生の一大イベントです。
QEDでは、生徒さんにこのハードルを無理な姿勢で越えてほしいとは考えていません。ハードルを低くして華麗に越えてほしいとも思いません。助走を長くとり、スピードを十分につけ、気がついたら終わっていたというように、越えてもらいたいと願っています。
可能性に満ちた生徒さんが青春を駆け抜けるには、それが一番爽快な姿です。その経験はのちの人生で自信の源泉となるにちがいないでしょう。
"Too many cooks spoil the broth."(料理人が多すぎるとスープはだめになる)ということわざがあります。日本語で対応するのは「船頭多くして船山に登る」です。ことわざには、よく当てはまる状況と、あまり当てはまらない状況があるものですが、これは当てはまらない場合のお話です。
大学入試が多様化・複雑化した結果、そのための準備はますますパーソナルな性質を強めています。ともに競い合って成長してきた仲間たちは、かなり早い段階で別々の道を歩み出さなければならないのです。これまでずっと少人数のクラスで授業を行なってきて、このことを実感しています。
同じように、ひとりの個人やひとつの組織が、異なるさまざまなニーズに最高の形で応えつづけることは、ますます困難になっていると感じています。したがって、何もかもここに任せておけば大丈夫、この集団に属していれば間違いない、という考え方で学習の場を選ぶのはおすすめできないのです。
生徒さんとご両親が自らコーディネーターとなって、各種のレストラン・料理人からそれぞれ最高の一品の提供を受けるのが最善の策と私は考えています。QEDは選ばれたチームの一員として誇りを持ち、全体の調和を決して忘れずに、仕事にあたりたいと考えています。
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